「片付け業者に依頼するのが恥ずかしい」
「業者に頼む勇気が出ないまま、そうしている間にも部屋が汚れていっている」
ここでは、片付けに関して上記のようなお悩みを抱えている人に、業者を利用するのは恥ずかしくないこと、汚部屋をそのまま放置するデメリットや実際に依頼する際の流れまでを解説します。
一人では手に負えないほど散らかったり汚れている部屋でお困りの際は、片付け業者への依頼を検討してみましょう。
業者に依頼することは、決して恥ずかしいことではありません。
安心して片付けを依頼できるよう、本記事を参考にしてみてください。
目次
片付け業者への依頼は決して恥ずかしいことではない!
片付け業者に依頼して部屋をきれいにしてもらうことは、決して恥ずかしいことではありません。
こんな部屋誰にも見せられない、だからといって一人で片付けることもできない・・・そのように思い悩んでいるとき、力になってくれるのが片付け業者なのです。
汚部屋の放置は恥ずかしさではなくストレスになることがあり、業者はきちんと寄り添ってくれます。
次に挙げる点を押さえて、片付け業者への依頼を検討してみてください。
- 汚部屋・ゴミ屋敷であることがバレた方が大きなストレスに
- 片付け業者への依頼を恥ずかしがらなくても良い理由
- 片付け業者は依頼者の気持ちに寄り添って作業してくれる
汚部屋・ゴミ屋敷であることがバレた方が大きなストレスに
汚部屋やゴミ屋敷の片付けを業者に依頼することが恥ずかしく躊躇してしまうとき、その状況が誰かにバレてしまったときのことを考えてみましょう。
汚部屋であることが周りにバレることの方が、大きなストレスとなる場合があるのです。
たとえば、以下のようなケースが挙げられます。
マンションの大家さん | 部屋をゴミだらけにして汚していることに関して、いつ苦情がくるかわからず心配になる 退去や弁償を要求されるのではないかと不安になる |
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近所の人 | ゴミ屋敷であるのが外からもわかったとき、汚いとか臭いがするなどのクレームが来るかもしれない |
職場の同僚や上司 | 日常生活がだらしないと思われ、その噂が広まるかもしれない |
家族や友人 | 友人が自分から離れていってしまうかもしれない、家族には叱られるかもしれないと考えるようになる |
自身の環境から、上記のようなストレスを抱える恐れがあり、精神的な不調をもたらす場合もあります。
汚部屋やゴミ屋敷は、片付け業者に依頼するのが恥ずかしいというよりはバレたときにこれまでの人間関係が崩れてしまうかもしれないという危機感や不安感の方が強いものです。
片付け業者への依頼を恥ずかしがらなくても良い理由
片付け業者への依頼について、恥ずかしがる必要はありません。
その理由としては、次のような内容が挙げられます。
- 専門業者なので慣れており、日々いろいろな現場で作業をしている
- 仕事なので、依頼がたくさんある方が嬉しい
- 片付けや掃除に関してやりがいを感じている
このように、片付け業者はどんな状況の部屋であっても気にすることなく作業に集中してくれます。
仕事であるため、依頼が多いほど会社として儲けが出て、嬉しく思っているほどです。
片付け業者に依頼するのが恥ずかしいと迷っているときは、業者側はこんな気持ちであると理解し、思い切って問い合わせてみてください。
片付けることにやりがいを感じ、快く引き受けてくれるのが専門業者です。
片付け業者は依頼者の気持ちに寄り添って作業してくれる
片付け業者は、依頼者一人ひとりの気持ちに寄り添いながら丁寧かつ迅速に片付け作業を進めてくれます。
周りに知られたくない、片付けを手伝ってもらっていると知られるのは嫌だといった要望にも柔軟に応えてくれるのが片付け業者です。
たとえば、こんな点に配慮しながら業者は片付け作業を実施してくれます。
- 目立たないよう、少人数のスタッフで対応
- 中身がわからないよう、段ボールに詰め込んでの運び出し
- 窓や玄関を閉め切って作業し、周りにわからないようにする
- 周りに気づかれないよう、作業の時間帯に配慮
こちらの思いをくみ取りながら、片付け作業を行なってくれるのが専門業者です。
片付け業者によって対応できる内容は異なるので、細かい点にも注目しながら自身の片付けの悩みを解決してくれるところがどこか選んでいきましょう。
自分に合う片付け業者が見つかると、一度ならず再び困ったときにも依頼しやすいです。
片付けをしないまま汚部屋で過ごすデメリット
片付け業者に依頼するのが恥ずかしくてなかなか行動に起こせない、そうしている間にも部屋は散らかっていくばかり・・・というときは、汚部屋やゴミ屋敷で過ごし続けるデメリットを理解して、片付けが本当に必要であることを再確認しましょう。
片付けをせず汚部屋で過ごし続けると、こんなデメリットがあります。
- 健康状態が悪くなる
- 火災や怪我のリスクが高まる
- 精神状態にも悪影響が出る
- 近所の人とトラブルになる
- ゴミ屋敷の状態によっては強制執行されることがある
デメリットをよく理解して、汚部屋を片付ける重要性について知っておきましょう。
健康状態が悪くなる
汚部屋やゴミ屋敷の中で生活していると、害虫や害獣が発生したりカビや細菌が繁殖するようになります。
そのような衛生環境の悪いなかで暮らしていると、体調不良やアレルギーを引き起こすことがあるのです。
また、汚部屋に住む自身だけでなく、近隣住民に健康被害が出ることもあります。
部屋からの異臭で身体に不調を感じる住民も増え、多くの人の健康状態を損ねることになりかねないのです。
汚部屋は、そこに住む人だけでなく周りの人にも大きな影響を及ぼすといえます。
火災や怪我のリスクが高まる
汚部屋やゴミ屋敷で生活を続けていると、火災や怪我の危険性も高まります。
部屋の中に様々な物があふれており、そんななかタバコの不始末や埃が溜まったコンセントからの発火などにより火災が起きる場合があるのです。
可燃物が多くあることで、片付いている部屋よりもあっという間に火の手が上がってしまうのも特徴です。
消化活動の際にも、障害物が多くて火元を確認できず、なかなか消化できないという事態も起こり得ます。
火災だけでなく、怪我のリスクが高まるのも汚部屋やゴミ屋敷で生活するデメリットといえます。
物につまずいて転び頭を打った、手足を骨折したなどの怪我を招く場合があるのです。
きれいに整頓された部屋では起こりにくいことが、物があふれている汚部屋などでは起こる確率が高まります。
火災や怪我のリスクが高まることを理解し、できるだけ早く片付けるのが望ましいです。
精神状態にも悪影響が出る
汚部屋で暮らしているなかでは、健康状態に不調が現れるだけでなく精神状態にも悪影響が出るようになります。
物が多すぎて窓から日光が入ってこない、散らかっている部屋に人を呼ぶことができない・・・といった状況のなかで、人と関わりをもったり外出しようといった気持ちがなくなっていってしまいます。
その結果、いつも気分が塞ぎこんだりうつ病などの精神疾患を発症することもあるのです。
仕事や人間関係にも大きな影響を与えるので、そうなる前に少しでも早く部屋を片付けていくことが大切です。
近所の人とトラブルになる
汚部屋などで住んでいると、近所の人とトラブルになる可能性があります。
景観が悪い、悪臭がするなどして、周りの人からクレームが来ることもあるでしょう。
これでは、良好な近所づきあいができません。
ときには、落書きをされたり、家の前にゴミを捨てられるなどの嫌がらせを受けることもあります。
近所の人とトラブルになると、その場所で住み続けるのが難しくなります。
最終的に引っ越しをしなければならない場合もあり、その分出費がかさんでしまうのも事実です。
このような悪循環に陥らないためにも、汚部屋やゴミ屋敷は放置しない方が良いです。
ゴミ屋敷の状態によっては強制執行されることがある
ゴミ屋敷や汚部屋で生活し続けていると、その状況によっては強制執行される可能性があります。
自治体によってルールは異なりますが、何度か行政から指導されているものの従わなかった場合強制的にゴミ屋敷の片付けが行なわれる形になるのです。
行政から強制的に行なわれるものの、片付けにかかった費用はきちんと請求されるので、想定外の高額な費用を支払うことになり困ってしまう場合があります。
行政が業者を手配するので、金額について何も相談できません。
強制執行になる前に、汚部屋やゴミ屋敷は片付けおくことが大事です。
【参考】ごみ屋敷に関する条例(一般財団法人地方自治研究機構)
片付け業者に依頼するときの流れ
汚部屋やゴミ屋敷で生活し続けることは様々なデメリットがあるので、恥ずかしがらずに専門業者に依頼して片付けてもらうのがおすすめです。
しかし、初めて業者を利用する人のなかには、依頼する流れがわからず困っている人もいるでしょう。
そこで、片付け業者に依頼するときの流れについて説明します。
以下の流れで、業者に依頼してみてください。
- 複数の片付け業者で相見積もりをとる
- 現地訪問と見積もりをしてもらう
- 納得できたら契約する
- 部屋を片付けてもらう
- 料金を支払う
1.複数の片付け業者で相見積もりをとる
片付け業者と調べると、エリアだけで絞ってもかなり多くの業者が出てきます。
その中から信頼できる1社を見つけるため、いくつか気になる業者で見積もりをとりましょう。
このことを相見積もりといい、業者ごとの料金体系やサービス内容、スタッフの対応などについて確認ができます。
対応が良く、サービスや料金面でも自分に合っているといえる片付け業者が見つかったら、本格的に見積もりを出してもらうようにしてください。
2.現地訪問と見積もりをしてもらう
自身に合う片付け業者が絞り込めたら、さらに詳しく見積もりを出してもらいます。
このとき必要となるのが、現地訪問を行なった上での見積もりです。
恥ずかしがる必要はないので、気軽に相談してみましょう。
現場の状況を確認し、より詳しく料金やサービスについて説明してもらえます。
3.納得できたら契約する
スタッフが説明する見積もり内容に納得できたら、契約しましょう。このとき、スタッフの対応についてよく確認し、再度信頼できるかどうか見極めるようにしてください。
4.部屋を片付けてもらう
契約完了後、いよいよ部屋を片付けてもらいます。
あらかじめ現地訪問していることで業者にはどんな掃除道具が必要か、不用品を積み込むトラックの容量はどれくらいかなどを把握できているため、当日の作業はとてもスピーディーに進んでいくでしょう。
業者によっては立ち会いなしで片付けてもらえるところもあるため、それぞれのライフスタイルに応じて依頼できるのがポイントです。
5.料金を支払う
無事に部屋の片付けが終わったら、こちらがお願いした内容できちんと片付けてもらっているかを確認します。
最終確認が終わったら作業終了に同意して、料金を支払いましょう。
片付け業者によって支払い方法が異なるので、見積もりの際に確認しておくと安心です。
ここまで済んだら、汚部屋の片付けは完了となります。
片付け業者への依頼は恥ずかしくない!状況が悪化する前にプロに頼んで片付けてもらおう
片付け業者に依頼するのは恥ずかしくないこと、また汚部屋のまま放置することで生じるデメリット、業者に依頼する際の流れまでをご紹介しました。
片付けや掃除を得意とし日々様々な現場で作業を行なっている片付け業者は、どれだけ汚れている部屋を見ても動揺することなくきちんと片付けてくれます。
恥ずかしい、周りに知られるのは困るといった依頼者の気持ちにも寄り添いながら一つずつ作業を進めていってくれるので、片付けでお困りの人はぜひ相談してみてください。