ここでは、汚部屋女子でお困りの人に、片付ける際のコツや正しい手順、部屋が汚くなってしまう原因などについて詳しく解説します。
汚部屋は、男子よりも女子の方が多いと言われており、それには女子ならではの理由も存在します。
その理由を押さえて、汚部屋を上手に片付けていくコツを実践していきましょう。
部屋がきれいになるだけで気分が変わり、毎日快適に過ごせるようになります。
自分自身が気持ちよく過ごせて、いつ誰が来ても大丈夫な部屋を目指して片付けに取り掛かってみてください。
目次
女子の汚部屋をきれいに片付けるコツ
女子の汚部屋を片付けるためには、いくつか押さえておきたいコツがあります。
コツを押さえて作業を進めていくと、効率よく部屋を片付けていくことが可能です。
主に、以下に挙げるコツに注目して、片付けを行なってみてください。
- 片付ける時間と場所を決める
- 不用品は処分する
- こまめに掃除する
- 物の収納場所を決める
- 収納グッズは増やさない
- 定期的に人を招く
- 片付け業者に依頼する
片付ける時間と場所を決める
女子の汚部屋を片付けていくためには、片付ける時間と場所をきちんと決めた上で取り掛かりましょう。
どこを片付けるかという場所を決めておくと、その場所の片付け作業に集中することができます。
クローゼットの中、本棚の中、机の引き出しなどと場所を絞ってみてください。
その次に、片付ける時間も決めていきます。
とりあえず始めるのではなく、1日1時間と決めて片付けを行なうのがポイントです。
1日1時間を数日続けることで少しずつ部屋が片付いていき、生活の中に片付けの時間を確保できることからリバウンドも防げます。
不用品は処分する
女子の汚部屋を片付けるためには、まず物を減らすことが重要です。
そこで、不用品をどんどん処分していきましょう。
もったいないという思いがあっても、思い切って不用品を処分することで部屋がすっきりしていきます。
しばらく使っていない物やもう古い物があるときは、不用品として捨てていきましょう。
物を減らすだけでも部屋が広く見えてきて、片付けの成果が現れているのを実感できます。
こまめに掃除する
汚部屋から脱却するためには、こまめな掃除が必要不可欠です。
定期的に掃除をして汚れている箇所をきれいにしておくと、日ごろから掃除に手軽に取り組めるようになります。
ゴミの日の前日には不要な物がないかチェックする、朝出掛ける前に掃除機をかけるなどを習慣にすると、こまめに掃除ができるので衛生的な空間を保つことができます。
こまめな掃除を心がけておくと汚部屋になりにくく、いつも気持ちよく過ごせるでしょう。
物の収納場所を決める
汚部屋を片付けるにあたって、物の収納場所を決めておくことも大事です。
収納場所を決めておくと部屋が散らかりにくくなり、部屋自体が広く感じられるようになります。
収納スペースがすでにいっぱいになっているときは、不用品を処分して整理してみましょう。
容量を超えることのないよう買い物をするのを心がけると、物の収納場所に困ることなく、汚部屋になる確率も下がります。
収納グッズは増やさない
物の収納場所を決めることは大事ですが、このとき収納グッズを増やさないようにすることも重要です。
収納グッズが増えると、新たに部屋の中で場所を取ってしまいます。
カラーボックスやバスケットなどを買い足すと、その分置き場所を確保しなければなりません。
これでは結果的に物を増やしていることになってしまうので、汚部屋を確実に片付けるのは難しいです。
今ある収納グッズを活用し、その中に収まるよう必要な物を残しておきましょう。
思わず収納グッズを用意しないとと思ってしまいますが、むやみに購入するのはやめて、今ある収納スペースに整頓していくようにしてください。
定期的に人を招く
定期的に人を招くようにすることも、汚部屋をきちんと片付けるコツといえます。
女子会を自身の部屋で開催するとなると、部屋を片付けておかなければなりません。
汚い部屋は見られたくないと思い、片付けに力を入れるようになるでしょう。
ここから、汚部屋をうまく片付けられる場合があります。
1ヵ月に1回くらい自宅に人を招待すると決めておくと、それに合わせて片付けが始められるでしょう。
汚部屋を片付けておくためには、自身の部屋に人を招待することも考えてみてください。
片付け業者に依頼する
自身で片付けようと思ったけれどうまくいかない、誰かに一度確実に片付けてもらいたいという場合は、片付け業者に相談してみましょう。
片付けに関して、不用品の分別や処分、整理整頓まで一通り引き受けてくれるのが片付け業者です。
片付けに関する悩みを聴き取った後、実際の現場を確認し、適切なサービスとプランを提案してくれます。
なかなか片付かなかった汚部屋も、プロの手により短時間でピカピカになるでしょう。
助けを借りられない、一人で片付けるのも無理そうというときは、片付け業者に問い合わせてみてください。
女子の部屋が荒れてしまう原因
男子よりも女子の部屋の方が荒れやすいと言われますが、その理由はなぜでしょうか?
女子ならではの特徴や日々のライフスタイルによって、汚部屋化してしまうと考えられます。
具体的には、次のような理由が挙げられます。
- 物が多い
- ストレスや疲れを抱えている
- 物を集める傾向にある
- 食べ物に関するゴミが多い
理由を確認して、自身に当てはまる部分がないか確認してみてください。
物が多い
持っている物が多いと、収納しきれず机やベッドの上、床などに物が散乱するようになります。
女子はコスメやアクセサリー、洋服など身だしなみに関する物が多くなりがちです。
流行りも関係して、つい物が増えてしまう傾向もあります。
物が多いと収納できる量には限りがあり、あふれてきた物が部屋のあちらこちらに散乱しやすいです。
その結果、何から片付けたら良いかわからなくなり、そのままの状態で過ごし続けることで汚部屋化してしまうのです。
ストレスや疲れを抱えている
日々ストレスや疲れを抱えている女子も、汚部屋になりやすいといえます。
仕事が忙しい、人間関係においてストレスを抱えているといった状況では、片付けは後回しにしがちです。
ストレスや疲れによりうつ病などの精神病を発症するリスクもあり、ますます部屋の片付けが難しくなります。
片付けをしてストレス発散という考え方もありますが、片付けのために身体を動かすことができないような状態になっていると難しいでしょう。
日々の生活で身体に溜まっていっているストレスや疲れは、部屋の状況にも影響を与えるのです。
物を集める傾向にある
物を集める傾向にある女子の部屋も汚部屋になりやすいです。
好きな物や可愛い物などを集め、それらを飾ったりしていると、だんだんうまく片付けられなくなり、いつしか部屋が散らかってしまいます。
趣味で物を集めがちなことに加えて、お買い得といった言葉に弱くつい買い物をしてしまう女子も汚部屋になりやすいです。
もう収納場所には入らないのに、衝動買いしてしまい結果的に部屋が荒れていってしまうという悪循環に陥りやすいです。
食べ物に関するゴミが多い
女子の汚部屋では、食べ物に関するゴミが多いのも特徴です。
つい口寂しくなってお菓子をつまんでしまう、小腹がすいたら食べてしまう、そのような過ごし方をしている中でそのゴミが散乱していくのです。
小分けされたお菓子の包み紙、一度に食べきれずクリップで止めておいたお菓子がそのまま・・・など、食べ物の管理がきちんとできていないことで汚部屋になっていきます。
食べ残しが床に落ちている場合もあり、そこにゴキブリなどの害虫が集まってくる可能性もあります。
汚部屋になってしまう女子の特徴とは
女子で汚部屋になってしまう場合、いくつかの特徴があります。
たとえば、こんな特徴がある女子は汚部屋である可能性が高いです。
- バッグの中身がぐちゃぐちゃ
- 流行に敏感
- 服のシワが目立つ
- デスク周りが散らかっている
- 多趣味である
- めんどくさがりな性格である
バッグの中身が整頓できない女子は、汚部屋の住人である確率が高いです。
バッグという限られたスペースの中が整理できていないので、部屋となるとますます散らかっていることでしょう。
また、流行に敏感でつい衝動買いをしてしまう、多趣味で趣味に関する物が増えていくなど、汚部屋になる女子の特徴にはいろいろなものが挙げられます。
女子の汚部屋を片付ける際の正しい手順
女子の汚部屋を片付けるためには、手順を正しく守る必要があります。
具体的には、次の手順で女子の汚部屋を片付けていきましょう。
- 部屋の中にある物を全部取り出す
- 不要・必要・保留に仕分ける
- ゴミや不用品を処分する
- 必要な物を収納する
- 掃除をする
汚部屋の掃除方法でお困りの女子は、ぜひご覧ください。
1.部屋の中にある物を全部取り出す
汚部屋を片付けるとなると、それなりの時間がかかります。
そこで、少しでも効率よく作業を進めていくため、部屋の中にある物をすべて取り出すことから始めましょう。
今持っている物、部屋の中にある物を一覧として確認できるよう、広げて並べていきます。
すべて広げてみると、自分が何をどれだけ持っているかを把握できます。
その後の片付け作業を順調に進めていくためにも、自身が持っている物を確認してみてください。
2.不要・必要・保留に仕分ける
部屋の中にある物をすべて取り出し並べてみたら、それらを不要・必要・保留の3つに仕分けていきます。
不要な物はゴミ袋へ、必要な物はまだ収納せず一旦一ヵ所に固める、保留の物は一時的に段ボール箱に入れるといった方法で、汚部屋の中にある物を仕分けていってください。
仕分けるとき、不要かどうか、捨てるべきか悩む物も出てくるでしょう。
そのようなときは、たとえば服なら一年以上着ていなかったら処分するなどと自分でルールを決めて仕分けてみてください。
物が多くて汚部屋になっているため、ここの仕分け作業をいかに効率よく済ませるかが重要となります。
悩む時間を少なくし、どんどん仕分け作業を進めていきましょう。
3.ゴミや不用品を処分する
不要・必要・保留と3つに仕分けていく中で、不要だと判断した物はゴミや不用品として処分します。
不要な物を捨てるときは、ゴミ袋を数枚用意して、分別しながら処分していきましょう。
粗大ゴミとなる物や売りたい物は、別の箇所に固めておき、最後に取り掛かるようにすると良いです。
明らかにゴミと分かる物、捨て方が分かる物をゴミ袋にまとめていってください。
ゴミや不用品がまとめられるだけでも、汚部屋の中がすっきりしてくるのがわかるでしょう。
4.必要な物を収納する
汚部屋を整理している中で、必要だと判断した物については正しく収納していくことが大切です。
一つひとつの物に対して、収納場所を決めた上で整理整頓していきましょう。
本は本棚、衣類はクローゼット、文房具は引き出しの中など、物の種類や用途によって収納場所を決めておくと生活しやすくなります。
また、収納場所を決めておくことで、一度出した物を元の場所に戻せるようにもなります。
自分にとって使いやすいよう収納を工夫し、再び汚部屋になってしまうのを防いでいってください。
5.掃除をする
必要な物の収納まで完了したら、最後に掃除をします。
物の整理が終わったため、床や机の上、家具の上などがすっきりしていることでしょう。
そのような場所を、掃除機やモップ、雑巾などを使って掃除していきます。
上から下へ、奥から手前へを意識して行なうと、ゴミや埃を残すことなく掃除できるので試してみてください。
汚部屋から抜け出しきれいな部屋を保つコツ
無事に汚部屋から抜け出せたら、きれいな状態をできるだけ長く保ちたいと考えるものです。
そこで、以下のポイントに気を付けながら生活をし、いつもきれいな部屋を維持できるようにしましょう。
- 不要な物はすぐに処分する習慣をつける
- こまめに掃除をする
- 定期的に人を招く
汚部屋の片付けが終わった後、ついコスメや服を買ってしまうと再び物が増えてしまいます。
きれいになった部屋をそのまま維持できるよう、こまめな掃除を心がけ、不要だと思った物は速やかに処分するようにしてみましょう。
また、人を招くことで、部屋を片付けておかないとと思うようにもなります。
小さなことを心がけるだけで、いつもきれいな部屋を維持できるようになるのです。
女子の汚部屋は原因と正しい手順を知ることが大切!困ったときは業者に依頼してみよう
女子が汚部屋になる原因から正しい片付け方、押さえておきたいコツなどをご紹介しました。
汚部屋をすっきり片付けるためには、まず原因を知った上で正しい方法で片付けることが必要です。
その後、いつもきれいな部屋を保つため、こまめな掃除や定期的に人を招くなども実践してみましょう。
自身で部屋を片付けられない場合は、業者に頼む方法もあります。
どうしても困ったときはプロに相談して、汚部屋を片付けてもらいましょう。